[軽風と戯れる、フォイルボーダーの楽園]
PARADISEは、ノーバテンカイト(フォイル専用フリーライドカイト)になります。ノーバテンにより超軽量でリランチ力とアンダーに対して強いカイトになります。ラムエアは上がってもインフレータブルは上がらない風域でこのPARADISEは上がってくれます。
動きが早く小回りで旋回性能に優れるカイトです。このことにより通常のカイトではありえないカイトの動きをします。パワーが優しいことでフォイル専用カイトでフォイリングのマニューバリングを楽しめるカイトです。※空気圧は8PSI推奨です
[PARADISE生みの親、沖田氏の想い・ヒストリー]
日本ではノーバテンカイトが入手しにくい。その現状を憂いたKite Division代表の沖田氏が屋体骨となり、PARADISEの開発プロジェクトは立ち上がりました。沖田氏が製品の構想を打ち出し、実際の開発・製造はHYDE KITESのデザイナー、Danoが担当、弊社がこれを情報、物流面で橋渡しするという、文字通り海を股にかけたタッグで開発を行いました。テスト機を造っては日本に持ち込み沖田氏がテストライド、同氏のアドバイスを基に改良を加える、その工程を約半年間に渡り何度も重ね、第4世代までブラッシュアップした時点でPARADISEは正式な製品としてロールアウトしました(沖田さん遅れてすみません、もっと早く欲しかったですよね!)。開発の軸となったテストライダー兼アドバイザーの沖田氏の「今までに無い新たな感覚を、手頃な価格で楽しんでもらいたい」という想いを汲み、ライダーの皆様が手に取りやすい価格を実現しました。
[デザイナーズパッション]
HYDE KITESでPARADISEの開発を手がけたカイトデザイナー、DANOが語る、PARADISEのコンセプトをご紹介します。
The Paradise is a low aspect, low weight, strutless Hybrid design aimed at light wind foiling. AR3.5 through the range, with a medium draft back for balance and glide. This is also the same technique used in our wave kites to make them drift perfectly down the line.Where some NO-Strut kites fail in the upstroke the Paradise is always sheeted correctly with its positive angle of attack. This allows the kite to fly upwards rather when needed rather then stall when demand is on the bar in light winds. The Paradise is low aspect which creates apparent wind while flying, this is also a design feature for light winds to keep the kite flying through the lulls even when there is no wind, the low aspect shape creates a broader air flow over the longer chord length creating its own wind to give you a smooth flowing consistent feel. Light in the bar and super sensitive to turn on a penny size radius.
[上記和訳]
パラダイスは軽風でのフォイリングに主眼を置いた、ローアスペクトで軽量なストラットレスカイトです。アスペクト比は全サイズ3.5で、絶妙な深さに調整されたやや後ろ寄りのドラフトにより素晴らしいバランスと滞空性能を発揮します。これは同社(HYDE KITES)のウェーブカイトに用いられるのと同じ設計テクニックで、ダウンザライン時のカイトがライダーに追従する動きを完璧なものにしています。ストラットレスカイトの中にはライドしている(カイトが走っている)時にストールしやすいものもありますが、パラダイスは風に対するアングルを最適に保ち、適切に展開することが出来ます。これにより軽風時にいつバーを引いてもストールせず、カイトを更に上昇させることが出来ます。ローアスペクトのカイトは、飛翔中に受ける進行風がより強く「効き」ます。これが軽風用カイトのデザインにおけるもう一つの特徴で、風が無くなった時も粘り強く持ちこたえることが出来ます。低いアスペクト比のカイトは、その長い翼弦長により広い風の流れを作り出すためライダーはスムーズに流れに乗っている感覚を得られます。バーの操作が軽く、小さな直径のターンにも非常に敏感に反応します。(※ 一部日本スタッフの解釈を加えた意訳を含みます。)
[協会への寄付]
PARADISEの収益の一部はJPKA日本カイトボード連盟へ寄付されます。JPKAで強化委員長を務める沖田氏の「少しでも選手たちの力になれば」という思いに共感したことで弊社の売上の一部は協会への寄付という形になりました。
[沖田 晴生 プロフィール]
Kite Divisionの代表を務めるプロカイトボーダー。昭和31年1月5日生まれ。現在は鳥取県の中海に拠点を置き活動中、カイト歴20年(2019年時点)の超ベテランライダー。フォイルを専門とし日本屈指のカイトフォイルの第一人者。今回のPARADISE開発の発端となり、テストライダー兼アドバイザーとし開発の中核を担った。
- ノーバテンの全く新しい「フォイル専用カイト」
- 2プライのトレーリングエッジを備えたダブルリップストップキャノピー素材
- 購入から1年間保証
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旅行に最適な超軽量でコンパクトなデザイン
- JPKAへ収益の一部を寄付